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滋賀のオススメ観光スポット滋賀県大津市にある紫式部ゆかりの石山寺

2021.07.07

滋賀で人気のフォトウェディングと結婚式の前撮り専門店、滋賀ブライダルフォトワークスがオススメする人気の観光スポット紹介。今回は、滋賀県大津市にある石山寺のご紹介です。

石山寺は、東寺真言宗の西国三十三所第十三番札所として滋賀県内でも有名なお寺です。琵琶湖から流れ出す瀬田川の辺り。伽藍山の山麓にあり、奈良時代より観音の聖地として栄えた場所です。寺院の名前の由来は、珪灰石がお寺の境内のいたるところに露出し、石山寺はそのとても大きな岩盤の上に建立されています。

縁起によると、この石山寺は天平一九年に、聖武天皇の勅願により良弁僧正によって創建されたものだと伝わっています。良弁は、奈良の東大寺の大仏に使う金を探してくるように聖武天皇より命を受け、この地を訪れることとなり、岩の上に天皇の念持仏を祀って祈願していたそうです。そして、程なく陸奥国で金鉱が発見されたと言う伝説があります。現在、石山寺の本堂に安置してある日本の重要文化財に指定されている本尊如意輪観音像は、日本で唯一の勅封の秘仏とされており、開扉は三十三年に一回となっています。安産、縁結び、福徳、厄除けに霊験あらたかである仏様として古くから人々に信仰されてきました。

また、この石山寺は、平安女流文学の開花の舞台となった「花の寺」としても有名です。平安時代に観音様を信仰することの人気が高まると、京の都からほど近い石山の地は、観音霊場の場所として人気が高まり、石山詣として流行りました。その中には、文学者も多く含まれ、紫式部は当時参籠の折に『源氏物語』の着想を得たと伝えられています。その他にも、『枕草子』や『蜻蛉日記』、そして『更級日記』などの現代でも有名な文学作品に頻繁に登場してくる石山寺は、平安女流文学の開花の礎となりました。
また、建築、聖教、経典、仏像、絵巻などの国を代表する国宝や重要文化財も石山寺は多く所蔵していることでも有名です。そして、石山寺の本堂も国の国宝に指定されており、滋賀県内で現存する最古の木造建築となっています。春には梅や桜、ツツジ、萩など四季折々に咲き、秋が深まると真っ赤に染まる紅葉は多くの人々の心を魅了し、写真撮影を趣味とする方にはオススメのフォトスポットですし、インスタ映えすること間違いなしです。

石山寺付近は、石山寺だけではなく、それ以外の観光スポットも多く、飲食店や和スィーツのお店もあり、カップルのデートコースものぴったりです。春や秋の気候のいい時期は和服での散策も楽しめるのではないでしょうか。

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