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彦根城での和装フォトウェディングで人気の色打掛その起源を知ろう

2021.06.02

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滋賀県彦根市でフォトウェディングと結婚式の前撮りサービスをしている滋賀ブライダルフォトワークスです。

当店は国宝彦根城が近く、彦根城内にあります玄宮園での和装撮影は、琵琶湖でのドレスロケーション撮影と並び、一番人気のフォトウェディングプランとなっています。

この和装ロケーションフォトウェディングで着用するのか色打掛か白無垢になります。今回は、その色打掛がどのようなものであるのか、またその起源についてお話ししたいと思います。

色打掛は、日本の伝統的な女性の結婚式衣装の一つであり、特に江戸時代から明治時代にかけて広く着用されました。以下では、色打掛の特徴と歴史について説明します。

色打掛は、豪華な絹の生地で作られた着物であり、複雑な柄や刺繍が施されています。一般的には鮮やかな色使いで、金や銀の糸が使われた豪華なデザインが特徴です。袖丈は比較的長く、裾に向かって広がるデザインが一般的です。また、帯や帯締め、帯揚げといった装飾品も合わせて着用されます。

色打掛は、主に結婚式や格式の高い行事で着用されます。特に新婦の親族や近しい友人が結婚式で色打掛を着用することが一般的です。結婚式では、新婦の装いを引き立てるため、華やかで格式高い色打掛が選ばれます。

色打掛の歴史は古く、江戸時代から明治時代にかけて広く普及しました。江戸時代には、武家の家族や上級の商人などが格式の高い場で着用するために色打掛を使いました。その後、明治時代になると、洋風の結婚式の流入や西洋文化の影響により、色打掛の人気は一時的に衰えました。

しかし、昭和初期以降になると、日本の伝統的な文化や装いへの関心が高まり、色打掛の需要が再び増えました。現代の色打掛は、伝統的なデザインを受け継ぎながらも、より現代的なスタイルや素材が取り入れられています。新しいデザインの色打掛も登場し、若い世代の間でも人気を集めています。

色打掛は、日本の伝統的な結婚式衣装として、その美しさと格式の高さで広く愛されています。日本の結婚式で新婦の装いを彩り、豪華な雰囲気を醸し出す重要な役割を果たしています。

色打掛の起源については、複数の説が存在しますが、一つの説として以下のようなものがあります。

色打掛は、室町時代から江戸時代初期にかけての日本の文化・服装に影響を与えた中国の明の宮廷服「大衣」という衣装が起源とされています。大衣は、中国の明朝時代に宮廷で着用された豪華な衣装で、広い袖や裾が特徴的でした。

大衣は、当時の日本においても高く評価され、日本の貴族や武士階級の間で好まれたとされています。特に江戸時代に入ると、大名や豪商など上流階級の女性たちが大衣を個人の好みに合わせてアレンジし、それが色打掛の原型となりました。

江戸時代中期には、色打掛は結婚式や格式の高い場での正装として定着しました。特に武家の家族や上級の商人などが結婚式で着用することが一般的でした。色打掛は、その後も日本の伝統的な結婚式衣装として受け継がれ、現代に至るまで愛され続けています。

なお、色打掛のデザインや柄は時代とともに変化し、時代ごとに異なる特徴があります。江戸時代初期のものは、比較的地味な色合いや柄が特徴的でしたが、江戸時代中期以降になると、より華やかな色使いや豪華な刺繍が施されるようになりました。

色打掛は、中国の大衣から派生した日本独自の結婚式衣装であり、その美しさと格式の高さが多くの人々に愛されています。日本の伝統文化の一部として、現代でも新婦の装いを彩り、結婚式に華やかさをもたらしています。

滋賀ブライダルフォトワークスは、滋賀県の美しいロケーションの中で一生の思い出に残るフォトウェディングを提供しています。歴史、文化、自然に恵まれたフォトスポットの多い滋賀県でのフォトウェディングや結婚式の前撮りなどの結婚写真に関しましては、滋賀ブライダルフォトワークスにお任せください。

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