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滋賀県大津市にある西国十二番霊場岩間寺と木曽義仲公墓所石山寺

2021.05.17

滋賀でロケーションフォトウェディングと結婚式の前撮りが人気の滋賀ブライダルフォトワークスがオススメする滋賀の人気観光スポット紹介。この記事では、フォトウェディングや前撮りのロケーションスポットは別に、まだまだある滋賀の魅力を発信しています。

今回ご紹介するのは滋賀県大津市にある岩間寺と義仲寺です。

滋賀県大津市石山内畑町にある岩間寺は、ぼけ封じと雷よけの寺として有名です。滋賀県大津市と京都府宇治市との境にある岩間山の中腹にある真言宗醍醐派岩間山正法寺というのが正式名称の寺院です。養老6年(722年)、加賀白山を開いたとされる泰澄大師が元正天皇の33才の大厄の病気を法力によって治したご褒美として建立されたことに始まる元正天皇の勅願寺院として有名です。往昔は、後白河天皇、後宇多天皇、正親天皇らの歴代天皇からの尊崇も厚く、世界遺産の熊野や、吉野に並ぶ、日本三大霊場の一つとして数えられ隆盛していた。
養老6年、元正天皇の病気平癒祈願を成満した泰澄は、同じ年、加賀白山を開く途上、霊地を探し求め岩間山を訪れた時に、桂の大樹より千手陀羅尼を感得した。そして、その桂の木で等身の千手観音像を刻み、元正天皇のお念持仏をその胎内に納め祀りご本尊としたとされています。
ご本尊は、毎夜日没とともに厨子を抜け出して百三十六地獄を駆け巡り、苦しむ人々を次々に救済し、日出ごろ、岩間山に戻られた時には汗でびっしょりになられているので、そのお姿から「汗かき観音」さんと呼ばれていることでも有名です。

義仲寺は、滋賀県大津市馬場一丁目にあり、旧東海道に沿って建っている。このあたり一帯は、昔から粟津ヶ原と言って、埋立前は琵琶湖に面していて、その景色がとてもきれいな景勝の地でした。そして、朝日将軍木曽義仲公の御墓所としても有名なお寺である。
治承4年(1180年)、木曽義仲公は信濃に平氏討伐のための挙兵をし、寿永2年(1183)5月、北陸路で平氏の大軍を打ち破った。そして、その年の7月に京都に入られた。翌年の寿永3年正月20日、鎌倉より源頼朝公の命を受けてきた源範頼、義経の軍勢との戦で、義仲公は、利なく、この地で討ち死にされた。享年31才でした。
その後、年あって、顔かたちが美しい尼僧が、この木曽義仲公の御墓所のほとりに草庵を結び、日々の供養ねんごろであった。町人がいぶかって問うと、「われは名もなき女性」と答えるだけであった。この女性の僧こそ、義仲公の側室巴御前の後身であった。女性の没後、この庵は「無名庵」と名付けられ、時には、巴寺といい、木曽塚、木曽寺、また義仲寺とも呼ばれるようになりました。このことは、すでに鎌倉時代後期弘安ごろの文書にも出てきているとのことです。

桜の季節や、秋の紅葉の季節など、気候のいい時に、ご夫婦で、またはカップルでお出かけになってはいかがでしょうか?
滋賀県には、フォトウェディングで映えるスポットばかりではなく、まだまだ魅力的な観光スポットがたくさんあります。滋賀ブライダルフォトワークスではこれからも少しずつ更新して行きたいと思います。

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